
どうもY-nek0(@Ynek0)です。
ホンダってあるじゃないですか?本田翼の事ではないです。LINEMO でもないです。本田翼から離れて下さい。
スーパーカブのホンダです。
スーパーカブってバイクなんですけれどそのバイクの事でもなく車についてなんですが、
ホンダって変な車かとんでもなく売れる車のいずれかしか作らない感じなんですが(さすがに今は落ち着いているのか?)
SONY も似たような感じで、突拍子も無くおかしな製品出したりします。
でもそれが案外売れたりしたり売れなかったりしたりするんですよ。
例えば最近ではよく見かけるようになったネック型スピーカーなんですが、
こちら SONY が出し始めて『また SONY が変なの出してきたよ~』って言われながら
結構よく売れたんですよね。
もちろん PSPGo のような製品を出して売れなかった失敗例もあるので出したら必ず売れると言う事は無く、
不定期でそんな変わった商品をたびたび出してくるのでチャレンジングな企業であり応援したくなります。
さて、そんな SONY さんというかソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)がコントローラーの特許を取ったという話題がありました。
SONYの面白そうな特許https://t.co/QAg0LPTeUB
— Y-nek0 (@Ynek0) November 30, 2021
どうも見覚えのあるコントローラーのデザインですね。
これはSONYが出しているPlayStation4のコントローラーである
DUAL SHOCK またはPlayStation5のDUAL SENSE コントローラーと同じデザインをしていますね。
意図を読み取るにスマホに取り付けてスマホゲーを楽しめるようにと言うことでしょうか?
調査したものをご紹介できればと思います。
SONYのコントローラー特許技術で気になる所
改めて画像を見てみると
画像からは DUAL SENSE よりかは DUAL SHOCK よりのデザインだと考えます。
出典:VCG
しかし、これだけでしたら今発売されているRazer Kishiとなんら変わらなく
どこで特許を出したのかと言う所が気になる所です。
本当にスマホを挟み込むだけのコントローラーでしょうか?
気になる点1:スマホを挟み込んで操作するだけではなさそう。
ちょっと気になるのは裏面なのですが、先ほどDUAL SHOCK よりのデザインと言いましたが、
挟み込むスマホの裏面にもなにかギミックがありそうな線が描かれているので何かありそうです。
個人的な予想としては背面タッチ機能やジャイロが可能性としては高いです。
DUAL SHOCK でもそのような機能があり、FF7 やペルソナ 5 のミニゲームなどに利用されておりました。
導入される可能性は大です。
気になる点2:スマホゲームだけでは無く PS 勢もリモートプレイを狙っている?
スマホゲームだけを対象とせずに、PS Remote Play を使ってリモート環境で
Play Station ができる環境を整えてきているのだと思います。
コントローラーの技術だけでは無く、通信環境の変化も考慮している様に見えます。
今までの無線環境は多人数においての高速通信は出しづらかった事もありますが、
最近では 5G 通信が登場しさらに高速通信が安定的になっていることもあり、
家で Play Station をプレイすると言う所から外出先のちょっとした時間にプレイしたり、
皆で集まり、オンラインゲームで楽しめたりとそのような使用方法も想定しているのではないでしょうか。
気になる点3:接続コネクタはどうなるのか?
スマホとの接続はどのようにするのか気になる所です。
方法は 3 つ考えられます。
- 取り替えコネクタを用意するタイプ
- コネクタ別に商品を発売するタイプ
- Bluetooth で接続するタイプ
1取り替えコネクタを用意するタイプ
USB:TypeC や Lightning のコネクタを別々で用意して取り替え形式で用意するタイプです。
メリットとしては数多くのスマホに対応できると言う点です。
現状の主流は USB:TypeC や Lightning を使っている方が多いですが、
MicroUSB のタイプを使用している方もまだいるかも知れません(その端末も対応するかは別として)
そういった方々へも対応するのであればコネクタを用意してアプリのアップデートをすれば使える様になるので
フットワークの軽い対応が可能となります。
またコネクタを自由に取り替える事ができればコストも抑えられますし、商品ラインナップもシンプルになるので
判別する手間がなく楽です。
消費者的にはすごく嬉しい選択肢です。
ただ、デメリットとしても数多くのデバイスで対応が可能となるため、サポートが非常に大変になると思います。
2コネクタ別に商品を発売するタイプ
USB:TypeC 端子や Lightning 端子が固定でついたタイプになります。
これは製品に固定でコネクタがついているので消費者は自分が利用するタイプを選定して購入していく形になります。
メリットとしてはわざわざコネクタを生産する手間がないので生産を単純化する事ができます。
また消費者としても最近は TypeC や Lightning が主流となっている世の中この二種類を出しておけば
大体のスマホをカバーする事が出来るので、1つもしくは両方で利用するならば両方を購入すれば良いので
そこまで負担になる事は無いと考えます。
しかしこのタイプも少し弱点がありまして、現在のスマホは基本スマホ下に充電口がある事が多いです。
しかし一部スマホにおいてはサイドに充電口あったりします。そういったスマホは対象外になる可能性が高いです。
ちなみに Razer Kishi はこのタイプで販売しております。
3Bluetoothで接続するタイプ
最近のスマホはほぼ全てにおいて Bluetooth 機能が搭載されています。
最近の Bluetooth5.x では通信速度がかなり向上したと伝えられています。
そこでコネクタ問題を一気に解決するにはこの Bluetooth 機能を搭載した商品を発売すれば
製品は一元化でき、多くのスマホに対応、ソフトウェア上で完結出来る点で、
バグなどはアップデートでの修正を行う事も可能です。
ただし、Bluetooth を動かすためには電気が必要です。
充電しておくためのバッテリーを搭載し、バッテリーを充電するのに
充電コネクタを用意しないといけないのでこのタイプになると企業側の生産の手間が増えます。
Bluetooth 接続でのコントローラーの遅延もありますが、最新の Bluetooth 接続であるならば
操作にはほぼほぼ影響はないかと思います。
また生産コストも高くなることから購入時の価格も他に比べ高くなると考えられます。
気になる点4:充電式なのかスマホ給電式なのか
DUAL SHOCK においてはコントローラー自体が無線で動くので充電式の方式をとられています。
ではこのスマホを挟み込むタイプのコントローラーはどうなるのでしょう?
充電式である場合このタイプで一番気になるところは重量です。
同じタイプになるであろう Nintendo Switch においては 398g であり、
Nintendo Switch Lite は 275g となる。
つまり、これと同等、もしくは軽量になるように目指さなくてはなりません。
そもそもスマホ自体の重量については以下の通り、
Xperia 重量比較
XperiaPro-I と Nintendo Switch で比較すると 187g 以内で特許申請のコントローラを作らないと手持ちであると疲れてしまいます。
個人的な感覚ですが Nintendo Switch でもずっと手持ちである場合は 1 時間で疲れが生じます。
これに関してはコントローラーのデザインで疲れが生じていると思います。
ですので軽量化を視野に入れる場合は重量もですが、
設計においてもDUAL SHOCK 、DUAL SENSEを意識したデザインで作ってもらえると非常に助かります。
スマホを挟み込むコントローラーで想像できる未来
現状はスマホアプリを快適にプレイできるようにと言う感じではありますが、
個人的には後々は Play Station のリモートプレイが快適に行えるような環境を整えて言って欲しいですね。
世界は Google や Microsoft が莫大な資本でクラウドを構築し、アクセスすればゲームができる様な事を始めています。
日本はもったいない精神を生かし、もともとゲーム機があるのであれば
ゲーム機を経由してゲームプレイすれば良いじゃないかとある物を使う戦法を使っていけば良いと思います。
その方が設備コストも安くて済みます。
そのうち簡略化が起こり、ゲーム機が仮想化され、仮想ゲーム機を専門に取り扱う業者が現れ
そこからゲーム機をサブスクしてプレイする日も遠からずあり得る事かと思います。
Unreal Engine 5 を表現できるゲーム機を仮想化するにはまだ時間がかかりそうですけれどね……
色々と書きましたが、一番現実的な未来はモニターフリーになるというのが一番有力的です。
まずは最初に Xperia 対応を優先する。
とにもかくにもまだ市場実験も余りされていない中、
いきなり全スマホ対応とか大企業がそんな大きなリスクは取ってこないかと思います。
そこでコントローラーの最適化設定をされるのは SONY 製のスマホである Xperia になると考えます。
低レイテンシの操作性を実現するにはもってこいの高スペックに
TV ブランドである BRAVIA で培われた繊細で色鮮やかなディスプレイが搭載されています。
実験する製品としては申し分ないと思います。
それ以外にもいくつか他社製品も対象とすると思いますが、 Xperia がまずは無難な選択になるのかなと思います。
ただ、最近の Xperia が細長いタイプなのでちょっと画面の大きさが気になるなぁーって人がいるかも知れませんね。
それにしてもこの特許技術を使ってどのような製品を出してくれるか、今から期待です。