IoBとは?最新テクノロジートレンドを解説!
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どうもY-nek0(@Ynek0)です。

 

 

昨今、IoT(Internet of Thing)またの名を『モノのインターネット』という物が世間に浸透してきています。

 

今までパソコンやスマホ等の機器だけがインターネットを使える形で世間に広がっていました。

 

しかし最近は調理機器をインターネットで操作して調理時間を操作したり、家の鍵もネットで開け閉めする事が出来るようになりました。

 

一番分かりやすいのがAppleが発売したAirTagでよく落としそうなモノに仕込んでおくことにより、いざという時にインターネットで探せる。

 

多種多様なIoT製品が世の中に現れ始め、もうそれが世間一般的であり身近に浸透しています。

 

そしてとうとう次のテックトレンドが名を上げ始めました。

 

それがIoB(Internet of (Behavior/Bodies))『振る舞いのインターネット』『行動のインターネット』と呼ばれるものです。

 

個人的には身体情報がインターネット繋がる事により、振る舞いと行動を変えるインターネットを意味しているかと考えています。

 

何だろう……どこかのRPGシリーズを思い出してしまう。

 

 

IoB(Internet of (Behavior/Bodies))とは

 

 

ガートナーから発表された2021年の戦略的テクノロジトップトレンドに選出され、今後さらに話題になっていくモノと思われます。

 

 

このIoBとは現在どのような分野で使用するのかというとヘルスケア関連やファッション関連で使われてます。

 

 

驚きましたか?実はIoBの製品は既に存在するんですよ。

 

 

それが、ヘルスケア関連であげるとAppleWatchやFitbitといった身体に身につける製品になります。

 

それが何を意味するかというと、自分達の身体の情報を常に見える化し、その行動を変えていくデバイスであるからです。

 

AppleWatchを身につけて、今日の運動量が少し少なかったから軽く散歩に出かけようとか、

 

Fitbitで睡眠時間が少なかったから早めに寝ようとかそういった行動を促してくれます。

 

また、先見性があったなというのはやはりZOZOのZOZOSUIT(ゾゾスーツ)です。

 

 

 

ZOZOSUITは着ることにより自分の体型情報などを観測してデータ化することができる衣類型測定デバイスです。

 

そしてZOZOはそのデータを利用して自分の体型にあった商品を出してくれるサービスです。

 

最近は進化してさらにできる幅を広げているみたいですが、そこに関しましては別記事にてご紹介させて頂きます。

 

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IoBとIoTは何が違うのか

 

 

違いは明確です。

 

IoTはモノがインターネットに繋がることを言います。

 

IoBは身体情報がインターネットに繋がることを言います。

 

このIoTもIoBもどちらも情報ですのでこれらデータを活用して

どのようなシーンが想定されるか、少し話をしよう。

IoTとIoBが使われたシーン

朝起きて身支度を調えて朝食を取る。
しかし昨晩は忘年会で専務に酒をつがれたらふく飲んでしまった。

流石に年も30代後半に差し掛かろうという年、流石に健康管理には気をつけたい。

一応流行のデジタルウォッチを身につけている。今日の体調はまぁまぁ良好だ。

ただ頭がずしりと重い。

おっとそろそろ会社に行く時間だ。

車の鍵を解錠しようとしたができなかった。

そりゃそうだよなぁ……

おれはしぶしぶ電車で通勤をする事にした。

 

解説

 

このシーンでは主人公である男が昨晩会社の忘年会へ行き、たらふく酒を飲んだ翌朝の出来事です。

 

最後にこの男は車で通勤しようとしたが、それができなかった訳です。

 

その理由は身に付いていたデジタルウォッチがアルコール検知してその情報を車へと送り

 

飲酒運転をさせないように止めたからです。

 

このようにIoBを使う事により行動を変えていく事が可能となってきます。

 

余談ですがつながる車というのをメーカーのSUZUKIが発売すると発表しておりました。

 

IoBの三つのフェーズ

 

 

IoBには3つのフェーズがあると言われています。

 

自動運転のレベルみたいな区分けだと思います。

 

3つのフェーズ
1.定量化
2.体内化
3.ウェットウェア

定量化

定量化というのはつまりは数値化です。
数値化するデバイスは現在数多く存在し、
AppleWatchやFitbitもそのデバイスに分類されます。

体内化

 

 

 

言葉の通り体内にデバイスを埋め込む様になります。

 

人工心臓やペースメーカーなどの機器が分類されます。

 

 

最近は流れる血液の中を泳ぐデバイスも発表されています。

 

 

ウェットウェア

最後はウェットウェア

 

語源を調べてみましたが常に血液で濡れている事からそのような名前がつけられたとのことです。

 

なんだろう、厨二心をくすぐられてしまいます。

戦乱の世、常に戦場に身を置き、戦の度に返り血に染まるそんな侍を想像してしまいました。

 

脱線してしまいましたね。ウェットウェアというのは脳に機器を埋め込むというものです。

 

もはやここまで来ると手術しないといけない領域ですけれど。美容外科が儲かる世の中になるのですかね??

 

IoBの懸念点

 

色々とIoBに関して利用が進むとさらに便利になることが分かってきました。

 

しかし、善もあれば悪もある。

 

それを悪用するヒトもいる訳です。特にウェットウェアに関しては

 

強固なセキュリティを実現しない限りは実用化がされないと思われます。

 

ヒトの思考がクラッキングされる日が訪れるなんて考えたくも無いですけれどね……

 

IoBについて思っていること。

 

自分の身体の情報からデバイスが判定してくれるのは確かに嬉しい事ですね。

 

これら情報はヘルスケアだけで無くて、ショッピングでも商品選定を自動化してくれたり、

 

ファッションでも自分にあった体型のモノだけが表示されるなど

 

様々な業界で利用出来ると思います。

 

ただ、どうしてもそのデータ使った広告とかで美容外科の広告増えそうだなぁとか思ったりもしました。

 

では今回は以上です。またご贔屓に!

 

 


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