Wi-Fiルーターを購入するときに役立つ記事

2023年3月3日 2023年2月25日 10分46秒

どうもY-nek0(@Ynek0)です。

Wi-Fiルーターは、現代のデジタルライフに欠かせないものの一つです。

しかし、市場には多種多様なWi-Fiルーターがあり、購入する際にはどれを選ぶべきか迷ってしまいます。

そこで最低減ここまで知っていれば大体問題無い、Wi-Fiの選び方について説明します。

この記事では、おすすめのWi-Fiルーターを紹介します。

Wi-Fiとは？

Wi-Fiとは、無線LAN（Local Area Network）の一種で、有線LANに比べて自由度が高く、より移動が自由なネットワーク環境を提供します。

Wi-Fiは、IEEE 802.11標準に基づいて開発された技術で、2.4GHz帯および5GHz帯の電波を利用して通信を行います。この電波は、家庭やオフィスなどの屋内環境に最適であり、スマートフォンやノートパソコンなどの様々なデバイスで利用されています。

Wi-Fiの最大の利点は、有線接続が必要なく、モバイルなデバイスでもインターネットに接続できることです。また、無線接続であるため、配線が必要なく、簡単にネットワークを構築することができます。

Wi-Fiルーター選びのヒント

Wi-Fiにはいくつかの規格があり、それを自分が接続する機種と合わせて使えるのかどうかを判断する必要があります。

例えばWi-Fi6が使えない機種でWi-Fi6対応のルーターは不必要だったりしますし、

セキュリティ規格である、WPA3に対応していない機種で接続しようとしても接続出来なかったりで時間を湯水のように使ってしまう事があったりします。

ですので規格と使う機種が対応して居るかどうかは必ず確認して下さい。

それがWi-Fiルーター選びの第一歩となります。

Wi-Fi規格一覧

Wi-Fiの規格にはいくつかありますので一覧化します。

規格	最大速度	周波数帯	伝送距離	備考
802.11a	54 Mbps	5 GHz	短い	現在は使用されていない
802.11b	11 Mbps	2.4 GHz	中程度	現在は使用されていない
802.11g	54 Mbps	2.4 GHz	中程度	現在は使用されていない
802.11n	600 Mbps	2.4 GHz / 5 GHz	長い	最も一般的な規格
802.11ac	最大7 Gbps	5 GHz	短い	最新の規格
802.11ax (Wi-Fi 6)	最大10 Gbps	2.4 GHz / 5 GHz	長い	Wi-Fi 6とも呼ばれる
802.11ax (Wi-Fi 6E)	最大10 Gbps	2.4 GHz / 5 GHz / 6 GHz	長い	Wi-Fi 6Eは、Wi-Fi 6と同じくデュアルバンド対応だが、周波数帯が6 GHzまで拡張され、さらに高速な通信が可能になる

Wi-Fiのセキュリティ規格

Wi-Fiのセキュリティ規格には、WEP、WPA、WPA2、WPA3などがあります。WEPは最初に開発されたセキュリティ規格で、現在では安全性が低いとされています。

WPAはWEPの問題点を解決するために開発された規格で、WPA2はWPAの後継として登場し、より高いセキュリティを提供します。

WPA3は2018年に登場した新しい規格で、より高度な暗号化技術を採用しています。

より高いセキュリティが必要な場合は、WPA2またはWPA3を選択することをお勧めします。

ちなみにWPA3に対応しているスマホのおすすめは以下の通りです。

iPhone 12シリーズ以降
Samsung Galaxy S21シリーズ以降
Google Pixel 5以降

ただし、スマートフォンの機種やOSのバージョンによってはWPA3に対応していない場合があるため、購入前に確認することをおすすめします。

セキュリティ規格	概要
WEP	初期の暗号化方式で、現在ではセキュリティが脆弱であるため非推奨
WPA	WEPの後継であり、TKIPという強力な暗号化方式を採用している
WPA2	WPAの改良版であり、AESというより強力な暗号化方式を採用している
WPA3	最新のセキュリティ規格であり、より強力な暗号化方式を採用している

Wi-Fiルーターを作っている各メーカーの特徴

以下は、Wi-Fiルーターを製造している各企業の特徴です。

ASUS

高速で信頼性が高いWi-Fiルーターを提供しています。
最新のWi-Fi6規格にも対応しており、多数の機能を備えています。

NETGEAR

高度なハードウェアと多機能なソフトウェアを採用したWi-Fiルーターを提供しています。
8x8 MU-MIMOアンテナを搭載しており、高速通信に最適です。

TP-Link

コストパフォーマンスに優れたWi-Fiルーターを提供しています。
最新のWi-Fi6規格にも対応しており、多機能なルーターが低価格で販売されています。

Linksys

高機能で使いやすいルーターを提供しています。
ファイアウォールや暗号化などのセキュリティ機能も備えています。

D-Link

高機能なルーターを提供しています。
セキュリティ機能に加え、QoS機能やIPv6対応などの機能も備えています。

Belkin

高機能で使いやすいルーターを提供しています。
無線接続の安定性に優れており、セキュリティ機能も高い評価を受けています。

Google

簡単に設定できるWi-Fiルーターを提供しています。
Googleのスマートホーム機能と連携することで、スマートホームの中枢としても活用できます。

Amazon

簡単に設定できるWi-Fiルーターを提供しています。
Alexaと連携することで、音声でルーターの制御ができます。

Buffalo

高速で信頼性が高く、セキュリティに優れたWi-Fiルーターを提供しています。
多くの製品がコストパフォーマンスに優れています。

これらの特徴を参考にして、自分に最適なWi-Fiルーターを選ぶことができます。

Wi-Fi6対応のWi-Fiルーター

最新のWi-Fi6に対応しているWi-Fiルーターを3つご紹介させて頂きます。

ASUS RT-AX88U

ASUS RT-AX88Uは、Wi-Fi6対応の高速かつ信頼性の高いWi-Fiルーターです。このルーターは、最新のWi-Fi6規格を採用しており、2.4GHzおよび5GHzのデュアルバンドWi-Fiを提供します。また、MU-MIMOアンテナやOFDMA、ビームフォーミングなどの機能を搭載し、高速通信に最適です。さらに、ファイアウォールや暗号化などのセキュリティ機能も備えており、安全性にも優れています。

NETGEAR Nighthawk RAX200

NETGEAR Nighthawk RAX200は、Wi-Fi6対応の高度なハードウェアと多機能なソフトウェアを採用しており、8x8 MU-MIMOアンテナを搭載しています。このルーターは、4KストリーミングやVRゲームなどの高速通信に最適であり、5Gigabit LANポートやPlex Media Serverなどの付加機能も備えています。

NETGEAR Nighthawk RAX200は、Wi-Fi6に対応しているため、従来のWi-Fi規格に比べて高速かつ安定した通信が可能です。また、MU-MIMOアンテナ8本を搭載しており、複数のデバイスと同時に通信する場合でも、高速かつ安定した通信が可能です。さらに、5Gigabit LANポートを備えているため、有線接続でも高速な通信が可能です。

Plex Media Server機能を備えているため、自宅内の映像や音楽などのデータを、外出先からでも簡単に再生することができます。また、ルーター自体がスマートなデバイスであるため、スマートフォンなどから簡単に操作することができます。

NETGEAR Nighthawk RAX200は高度なセキュリティ機能も備えています。WPA2/WPA3に対応しており、DoS攻撃やスパムなどの脅威からネットワークを守ることができます。

つまり、NETGEAR Nighthawk RAX200は高速で安定した通信、豊富な機能、高度なセキュリティ機能を備えたWi-Fiルーターであり、4KストリーミングやVRゲームに最適です。

TP-Link Archer AX6000

TP-Link Archer AX6000は、Wi-Fi6対応のコストパフォーマンスに優れたWi-Fiルーターです。このルーターは、最新のWi-Fi6規格を採用しており、2.4GHzおよび5GHzのデュアルバンドWi-Fiを提供します。また、8本のアンテナを搭載し、高速通信に最適です。さらに、ゲストWi-FiネットワークやQoS機能など、高機能なルーターと同等の機能を備えていますが、低価格で販売されています。コンクルージョン

Wi-Fiルーターは、現代のデジタルライフに欠かせないものです。この記事では、ASUS RT-AC68U、NETGEAR Nighthawk X10 AD7200、およびTP-Link Archer C7の3つのおすすめWi-Fiルーターを紹介しました。どのルーターも高速で信頼性があり、それぞれの用途に合わせた選択が可能です。ぜひ、自分に合ったWi-Fiルーターを選んで、快適なインターネットライフを実現してください。