どうもY-nek0(@Ynek0)です。
前にスプレッドシートの画像張り付け方法の記事を書かせていただきました。
結構好評な記事で、かなりの人に読まれており書いてよかったと思いました。
ただ『スマホアプリ版スプレッドシートでの画像張り付け方を教えて!』
と言う声も結構ありました。
スマホアプリ版スプレッドシートってツールバーの変動が大きくて分かりづらかったりするんですよね。
スマホでスプレッドシートって言うデバイスの違いになかなか使い慣れなくて苦戦しましたが……
ご安心を!
スマホアプリ版スプレッドシートでの画像張り付け方を見つけて参りました!
方法は2種類あります。スマホアプリ版スプレッドシートのツールバーで画像を貼り付ける方法と関数を使う方法の2種類です。
スプレッドシート関数を使った画像の貼り付け方
関数と聞いてピンと来た方はスプレッドシートに大分詳しい方です。
使用するのはIMAGE関数と呼ばれる関数です。
IMAGE関数は画像を呼び出す関数です。
正し、制限があります。
画像を表示させるのはセルの中のみになります。
構文はこちら
## 構文
=IMAGE("画像のURL", [表示モード], [高さ], [幅])
## 使い方
=IMAGE("https://1.bp.blogspot.com/-39LCjzW8pDA/XvcI4mEApbI/
AAAAAAABZto/IOwANO0mePEoUeH6IeyOohg7gs7q2YPogCNcBGAsYHQ/s1600/megane_hikaru_man.pnghttps://
1.bp.blogspot.com/-39LCjzW8pDA/XvcI4mEApbI/AAAAAAABZto/IOwANO0mePEoUeH6IeyOohg7gs7q2YPogCNcBGAsYHQ/
s1600/megane_hikaru_man.png")
ちょっとURLが長すぎましたね……
ちなみに出そうとしていた画像はこちらです。
では引数について説明していきたいと思います。
◆画像URL
表示する画像のURLです。基本WEBに公開している画像のみとなります。
pixivの画像は行けるの?と言う声も聞こえてきそうなので最後のお楽しみとして取っておきましょう。
URLの値は、ダブルクォーテーション(" ")で囲ってあげて下さい。そうしない場合はエラーと判定されます。
もしくはURLをセルにコピーして参照にしても可能です。
例:=IMAGE(A2)みたいな感じで
◆表示モード[省略可、デフォルトは1が選択される]
セル内にある画像の表示に関する設定モードです。
表示モード1 | 画像の縦横の比率(アスペクト比)を最適化し、セル内に収まるように画像を表示します。 |
表示モード2 | 画像の縦横の比率(アスペクト比)を無視し、セル内に収まるように画像を引き延ばし表示します。 |
表示モード3 | フルサイズの画像が表示されるが、セル内に収まらない場合、切り取られます。 |
表示モード4 | カスタムサイズを指定して表示させる事が出来る。。 |
ちなみ図に表すと以下の様な感じです。
表示モード1は適切なアスペクト比で表示されていますね。
表示モード2はセルの枠がある限り画像を拡大させてくれます。
表示モード3はフルサイズの画像を表示して
表示モード4はさらに後述する数値で画像の大きさを指定する事ができます。
※ちなみに画像は自分が描きました。Pixivもあります。お暇なときにどうぞ
◆高さ[指定条件:表示モード4]
画像の縦幅をピクセル値で指定
◆幅[指定条件:表示モード4]
画像の横軸をピクセル値で指定
この様にしてIMAGE関数は利用していく形になります。
こちらはスマホでも同じ様な使い方ができるのでPC、スマホ両用の使い方ができます。
おまけ
ちなみに検証用に使っていた画像ですがpixivから直接画像URL右クリックで『画像URLをコピー』を押して持ってきたらIMAGE関数に反映されたので
pixivの画像に関してはログインのセッションが無くてもURLさえ分かれば画像が持ってこれそうですね。
スマホアプリ版スプレッドシートのツールバーで画像を貼り付ける方法
では次にスマホアプリ版スプレッドシートで画像を貼り付ける方法となります。
スマホアプリ版のスプレッドシートで画像を貼り付ける場合は
少々分かりづらい。
まずアプリを起動して新規スプレッドシートを作成し、
何も押していない画面から始めます。
そこからどこでもいいのでセルをタップし編集モードをアクティブにする。
スマホ画面上のツールバーが編集モードに変わり『+』というボタンが出てきたら
それをタップ。
画面下部に挿入のメニューが表示されるので『画像』をタップ
セル内の画像とセル外の画像の2択選択肢が現れます。
セル内の画像を設定する場合はIMAGE関数と同じような動作で画像をセル内に表示します。
セル上の画像を設定する場合はフルサイズの画像が表示されます。
今回はセル上の画像を設定します。
次にカメラで撮影した画像を取り込むか、写真から画像を取り込むかの
2択を問われますのでいずれかを選択して下さい。
今回はストレージから画像を取ってきます。
※検証中Googleフォトから取ってこようとした画像は表示されませんでした。バグかな?
画像を選択するとスプレッドシートの画面に戻り画像が表示されている形になります。
また、画像を削除する場合は画像をダブルタップすると『削除』という項目が出てきますので
削除を選択すると画像を削除することが出来ます。
※完全に取り忘れていた件に関しては無視して欲しいです……
上記手順はAndroid、iPhoneいずれも同じです。
ただし、複数画像が選択出来るのはiPhoneです。
何でしょうねOSで提供しているUIの差なんでしょうかね。
スマホでの画像貼り付けの推奨はツールバーを使っての貼り付け
検証用にどちらも試して見ましたが、スマホはツールバーで機能をタップしながらやる方が圧倒的に早くできます。
これがPCとなるとツールバー使うのがなんかダサイみたいな風潮になるのがスマホでは通用しません。正にジェネレーションギャップ。
なのでスマホで操作する際はパソコンの操作概念を一度取り除いた後、操作する事をオススメします。
また、やはりPCでスプレッドシートの画像を貼り付けたいと言う方は冒頭にも記述しましたがこちらの記事を参考に読んで頂けたら嬉しいです!
では以上となります。また次回、ご贔屓に。