どうも!Ynek0です。
今回は、Googleスプレッドシートの便利な機能、IMPORTHTML関数について、初心者の方にも分かりやすく説明していきます。この関数を使えば、ウェブサイトの情報を自動的にスプレッドシートに取り込むことができますね。まぁコピペすれば良いじゃんってあなた?まぁ1回この記事見ながら使ってみて下さいよ
IMPORTHTML関数の基本構文
IMPORTHTML関数は、ウェブページから表やリストの情報を直接Googleスプレッドシートに持ってくる便利な道具です。
簡単に言えば、ウェブサイトの情報をコピペする手間を省いてくれる魔法のような機能なんです。
基本の書き方
=IMPORTHTML("ウェブサイトのアドレス", "取り込みたいもの", 何番目のものか)
ここで使われている言葉を簡単に説明しましょう:
- ウェブサイトのアドレス: 情報を取りたいウェブページのURL(インターネットアドレス)です。必ず「"」(ダブルクォーテーション)で囲みましょう。
- 取り込みたいもの: "table"(表)か"list"(リスト)のどちらかを選びます。これも「"」で囲みます。
- 何番目のものか: ページの中で何番目の表やリストを取り込みたいか、数字で指定します。
例えば、ある料理レシピサイトの2番目にある材料リストを取り込みたい場合、こんな感じになります
=IMPORTHTML("https://www.example-recipe.com/curry", "list", 2)
実際に使ってみよう!
では、実際にIMPORTHTML関数を使ってみましょう。例として、Wikipediaの「世界の国の人口ランキング」を取り込んでみます。
- まず、新しいGoogleスプレッドシートを開きます。
- A1セルに以下の関数を入力します:
=IMPORTHTML("https://ja.wikipedia.org/wiki/国の人口順リスト", "table", 1)
- Enterキーを押すと、魔法のように表が現れます!
これで、Wikipediaの人口ランキング表がスプレッドシートに取り込まれました。データが更新されれば、スプレッドシートも自動的に最新情報に更新されるんです。便利ですよね。
もっと便利に使おう:応用編
IMPORTHTML関数は、他の関数と組み合わせるともっと便利になります。例えば:
- 特定の情報だけを取り出す:
QUERY関数と組み合わせると、取り込んだデータから必要な部分だけを抽出できます。
=QUERY(IMPORTHTML("https://ja.wikipedia.org/wiki/国の人口順リスト", "table", 1), "SELECT Col2, Col3 WHERE Col3 > 100000000")
この例では、人口が1億人以上の国だけを表示します。
エラー一覧
IMPORTHTML関数を使っていると、時々エラーが出ることがあります。主なエラーと対処法を見てみましょう:
- #N/A エラー:
- 意味:ウェブサイトが見つからない、またはデータを取得できない
- 対処法:ウェブサイトのアドレスが正しいか確認しましょう。インターネットにつながっているか確認するのも大切です。
- #REF! エラー:
- 意味:指定した番号の表やリストがページにない
- 対処法:ウェブページを開いて、本当に取り込みたい表やリストが何番目にあるか確認しましょう。
- #VALUE! エラー:
- 意味:関数の書き方が間違っている
- 対処法:ウェブサイトのアドレスや"table"、"list"が「"」で囲まれているか確認しましょう。
- "リクエスト数が多い" エラー:
- 意味:短時間に何度も情報を取りに行きすぎた
- 対処法:少し時間をおいてから、もう一度試してみましょう。
- "アクセス権限がない" エラー:
- 意味:そのウェブサイトの情報を取ることができない
- 対処法:誰でも見られるウェブサイトかどうか確認しましょう。パスワードが必要なサイトからは情報を取れません。
まとめ
IMPORTHTML関数は、ウェブサイトの情報を簡単にGoogleスプレッドシートに取り込める便利な機能です。基本の使い方をマスターすれば、データ入力の手間が大幅に減らせます。さらに他の関数と組み合わせれば、より高度なデータ分析も可能になります。
最初は難しく感じるかもしれませんが、少しずつ試していけば、きっと使いこなせるようになりますよ。ぜひ、自分の興味のある情報を取り込んで、IMPORTHTML関数をぜひ体験してみてください!